2014年4月15日火曜日

持続可能性を後押しする広告



広告代理店のコンサルをやらせて頂き、広告について改めて考えさせられた。

これまでの広告は、消費者の欲求をあおることによって消費を活発化させてきた。その結果、資源のムダ、自然環境への破壊、不要な購買を促進し、外部性を生み出してきた面もある。

これから求められる広告は、
生活者に、正しい情報を提供して、持続可能な社会を後押しする広告ではないか。

これからの経済活動は「環境を破壊しないこと」は極めて重要な原則として捉えるべきだ。つまり、社会的、環境的インパクトを考慮しない消費を促進するのは、もはや無責任だと言われる時代になってしまっている。ソーシャルインパクトを考慮しない消費をあおるような宣伝ではなく、生活者に正しい情報を提供し、持続可能な消費に方向付ける、持続可能性をベースにした広告の存在は、今、まさに必要で、長期的な意味で最も社会に貢献するのではないでしょうか?