2011年7月6日水曜日

震災後のマーケティング

震災後、何が変わったか?
一つはマーケティングが変わった。

ソーシャルマーケティングの流れが加速してきたと思う。

企業としては、
株主のために利益をあげる前に、
社会に対して自らの活動がプラスの価値を生み出していることを示す必要がでてきた

これに伴い、
企業の評価軸、企業価値の尺度もまた変わる必要がある。

東電は地域独占の元で安定した利益をあげてきた
高い配当によって高齢者、年金生活者にとっては優良銘柄であった。

しかし、原発事故を巡って、株価は大幅に暴落

企業の評価は、利益をあげることとともに、社会への外部性を考慮する必要があるのだ。

実は、負の外部性が巨額であることが明からになり、それを自らが負担しなければならなくなると、株価は暴落だ。

全ての企業はソーシャルカンパニーになる時代かもしれない。

昔の商売、長寿企業は、
自分がよし、
取引相手がよし、ここでwin-winであるが、さらに+して、
社会にとっていいか?(おてんとう様に顔向けできるか?)を問う姿勢が重要視された。