「寄付から投資のパラダイムシフト」という講演プレゼンを作っています。
寄付モデルと投資モデルはどう異なるのか? 日本では、まだこの点に関してあまり理解が進んでないようです。
私は以下のように整理しています。
図表:寄付モデル VS 投資モデル
寄付モデルは困っている人たちが助かることが主眼であるのに対して、投資モデルは社会的課題を解決することに主眼がある。
寄付モデルは見返りの期待は小さいのに対して、投資モデルは見返りの期待が大きい。
寄付モデルは寄付者と寄付を受ける人、対象の関係性は一過性であるのに対して、投資モデルでは継続的である。
寄付モデルは危機に対して迅速に対応できるのに対して、投資モデルはモデル構築に時間がかかる。しかしながら、社会的インパクトは寄付が小さいのに対して、投資は大きい社会的インパクトを期待できる。
社会にインパクトを与えるために、寄付モデルとともに、投資モデルを開発していく必要がある。震災復興も2年近くなり寄付金額も細っており、大きな社会的インパクトを生むとともに、持続可能なものにしていくには投資モデルの開発が不可欠となる。
0 件のコメント:
コメントを投稿