2011年11月29日火曜日

ソーシャルグラフ8分類




より包括的に、ソーシャルグラフの形と良い企業、個性的な企業の関係を示すと、2の3乗、8分類になる。

パラダイムシフト1
全ての企業がソーシャルに向かう

パラダイムシフト2
×企業は経済的価値を追求するだけでいい
○企業は経済的価値とともに社会的な価値を追求する
→経済的価値とともに社会的な価値の測定が必要になる

パラダイムシフト3
何かを知っている価値<誰かとつながっている価値

情報を独占する価値(マイクロソフト)→情報を見つける価値(ヤフー、グーグル)→情報を共有する価値(Facebook)

つながりの力、企業ソーシャルキャピタルを定量的に測定し、企業経営に活かせる、高める方法論を開発しています。

2011年11月28日月曜日

ソーシャルグラフの形で、良い会社が決まる時代に入った!?



人と人とのキズナの深さ、信頼の大きさで、企業の成功が決まる時代になってきた。このようなソーシャルキャピタルは、還元すると、社内同士、社内外でどういうソーシャルグラフになっているかということだ。

ソーシャルグラフのベクトルとしては3つ考えられる。
①企業内、②企業内外、そして、③社会に対するベクトルの3つである。

企業内で豊かなソーシャルグラフが築けていれば社内の効率は高まるだろう。
企業内外、顧客や取引先との間に豊かなソーシャルグラフが築ければ、社外との効率は高まる。ここまでは、優良な日本企業の中でクリアーできている会社も多い。
これから求められるのは、もう一つのベクトル、社会に対するベクトルである。社会の課題や問題に対する感度が低い会社は必ずしも社会から信頼を得ることができないだろう。

以上の3つの軸で分類すると、
ソーシャルグラフのパターンは6つに分類できる。
パターン1 理想型
パターン2 外弁慶
パターン3 内弁慶
パターン4 優良企業
パターン5 社会貢献バカ
パターン6 破滅型

あなたの会社はどのパターンに入るだろうか?

2011年11月25日金曜日

ソーシャルプロフィット・チェーンとは?



ソーシャルメディアに取り組んでも、様々な疑問がわいてくる。一見ばらばらな疑問も実はつながっていることが多い。その解決の糸口は、自分のアクションがカスタマー、ユーザーの価値を高めることに本当につながっているかを判断することだ。それを見分けるフレームワークがソーシャルプロフィット・チェーンだ。また、ソーシャル化が進むと何がどのように、これまでのビジネスを変えるか、その関係を押さえる必要がある。

・Twitterのマネタイズは断念、Facebookは数を追い求めたが実際の売上につながっていない
・ソーシャルメディアの管理ツールを導入したが、いろいろな指標があるがどこを見て、どう改善していくかがわからない? 
・魅力的なコンテンツがなかなか作れない、自分はIT畑で、コンテンツ作りは苦手、、
・自分の会社はB2Bなのでソーシャルメディアにあまり向かないのでは? 
・中小企業でもソーシャルメディアは何からやればいいのか? 
・従来のマス広告とソーシャルをどう組み合わせていけばいいのか?
・愛される会社になれと言われても、、、発信元の信頼が大切と言われても、、、 
・SEOの効果も落ちつつはあるがやめるにはまだ早い、、、
・メールマーケティングだけで大丈夫か? 
・新規顧客獲得、リードジェネレーションにうまく使いたいがどうすればいいのか?
・キャラクターは人気にはなったが大して収益に貢献していない、、、
・目標設定、効果測定が大切といっても、まだトップはよくわかっていない段階なのでなかなか目標を設定できない、etc

2011年11月23日水曜日

ブランド観の変化、コンテクストが全て



上記の図表はAlen(2008)、そして価値共創時代のブランド戦略(青木 幸弘)の中で紹介されたものを改編したものである。

対比することで、ブランド観が変化してきたことがよくわかる。

 従来のブランド観は、ブランドは情報であり、消費者の選択プロセスを支援する手段として機能した。また、消費者はブランドの情報の受け手として位置づけられ、価値を提供することが企業のみであった。

 新しいブランド観では、ブランドは意味となり、人々の生活を支援し、人生に意味を与えるための手段となった。消費者はブランドの能動的な創り手の1部と位置づけられ、企業は生活者と共に価値を共創する。

キーワードは、コンテンツからコンテクストの時代へ
そして、ブランドはメッセージから対話によって創られるようになる、

自分のソーシャルグラフの人たちのコメントやインタラクションが最も影響力のあるコンテクストとなりつつある。だから、ソーシャルメディアのマーケティングの一番大切なステップは企業は生活者の間に意味のあるコンテクストを作り出すことである。意味のあるとコンテクストとは大きな影響力を与えられるという意味である。

2011年11月22日火曜日

ソーシャルをいかにプロフィットに転換できるか?

日本企業の、ソーシャルメディアに対する期待も徐々に冷めつつあるのではないか?と日々感じる。特に、Twitterは難しいと言われるが、そうかといって、Facebookでうまくいっているわけでもない。

やはり、この根本的な原因は、ソーシャルをプロフィットに転換することがなかなかできないことからのいらだちだ。では、そのためには、何が必要とされるのか?

まずは、ソーシャルメディアのビジネスへの成果を何で測るか、どう測るかが問題となる。Altimeterが提案しているのが6つの基準である。

ソーシャルメディアがもたらすビジネスの成果尺度
❶ブランドの健全性、❷マーケティングの最適化、❸売上への貢献、❹オペレーションを効率化、❺カスタマーの経験価値を高める、❻イノベーションを引きおこす力である。

以上のような成果をもたらす上で、組織に新しいケイパビリティが必要になる。この部分が欠けていることが、はやりソーシャルをプロフィットに転換できない根本原因になっていると思われる。

一つ目は、オープンな企業文化、組織の新たなマインドセット。ソーシャルメィアのマーケテキィングパラダイムは価値と関係性が結びついたところ、価値の共創である。そのためには、オープンにカスタマー、生活者につながる必要があり、オープンな企業文化は不可欠となる。この面でまだまだ大きく踏め切れない企業が多い。

2つ目はデータの戦略的な活用能力である。ソーシャルメディアによって、大量のビックデータが入手することができるようになったといっても、それは活用する能力がなければただのノイズ、雑音とある。特に、会計データとソーシャルメディアデータの統合するソーシャルCRMが求められているのだ。

3つ目は新たな組織ケイパビリティ。広告やプロモーションから、ソーシャルオブジェクトがソーシャルメディアのマーケティングの武器である。この新たな武器をどう使いこなすか、コンテンツの制作、編集能力も含めて新たな組織ケイパビリティが求められる。


4つ目はリスクマネジメント体制である。炎上、予期しない口コミなど、クライシスの認定の基準、認定後の対応、シナリオも含めて作っていく必要がある。これまで以上にリアルタイムの対応が必要となっていることは言うまでもない。

その上で、ソーシャルをプロフィットに転換するソーシャルフィットチェーンを作り上げるロジックをもつ必要がある。