株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ代表パートナー。慶応大学大学院(KBS)卒。早稲田大学院環境エネルギー研究学科博士課程在籍中。証券アナリスト。持続可能な社会の実現のために、ソーシャルインパクトの評価測定、そしてソーシャルインパクトをお金にかえる仕組みを提案。ソーシャルインパクトの評価測定、インパクトファンドの運営等を事業としておこなう。Twittier:kumataku1
2011年11月23日水曜日
ブランド観の変化、コンテクストが全て
上記の図表はAlen(2008)、そして価値共創時代のブランド戦略(青木 幸弘)の中で紹介されたものを改編したものである。
対比することで、ブランド観が変化してきたことがよくわかる。
従来のブランド観は、ブランドは情報であり、消費者の選択プロセスを支援する手段として機能した。また、消費者はブランドの情報の受け手として位置づけられ、価値を提供することが企業のみであった。
新しいブランド観では、ブランドは意味となり、人々の生活を支援し、人生に意味を与えるための手段となった。消費者はブランドの能動的な創り手の1部と位置づけられ、企業は生活者と共に価値を共創する。
キーワードは、コンテンツからコンテクストの時代へ
そして、ブランドはメッセージから対話によって創られるようになる、
自分のソーシャルグラフの人たちのコメントやインタラクションが最も影響力のあるコンテクストとなりつつある。だから、ソーシャルメディアのマーケティングの一番大切なステップは企業は生活者の間に意味のあるコンテクストを作り出すことである。意味のあるとコンテクストとは大きな影響力を与えられるという意味である。
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