株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ代表パートナー。慶応大学大学院(KBS)卒。早稲田大学院環境エネルギー研究学科博士課程在籍中。証券アナリスト。持続可能な社会の実現のために、ソーシャルインパクトの評価測定、そしてソーシャルインパクトをお金にかえる仕組みを提案。ソーシャルインパクトの評価測定、インパクトファンドの運営等を事業としておこなう。Twittier:kumataku1
2011年5月11日水曜日
業界のソーシャル化進展度合いを測る
上図は、DeNAの決算説明会で示されたもの。
右側が現状、左側が今後のこと。
あらゆる業界がソーシャル化のインパクトを受ける中で、ゲーム業界はその筆頭。ソーシャル化を進める上でのヒントが詰まっている。
ポイント
・ソーシャル化の進展はカジュアルな層から入り込み、コアゲーム層に浸食していく経路をとる
・フリー(無料)がソーシャル化を浸透させる上で重要な武器となる
・お金を払っている人にとっとも、フリー(無料)で参加者の増加は価値の増加に結びつく
・媒体別、チャネル別にソーシャル化の影響が異なるので「マルチタッチポイント戦略」(携帯〜コンソール〜PC)をとり、顧客との接点、体験をデザインせよ
・携帯端末の高度化、スマートフォン化が進展する中で、ソーシャル化の比率が高まっていく
・目標は、コミュニティの健全化、コミュニティの価値全体を高めることの重点を置く。ネットワーク効果を最大限に引き出すべし。
・参加数の増加とともに、エンゲージメントにあわせてARUPを高めるには多様なコンテンツ、コミュニケーションを活用する。可能なら他社のコンテンツも活用すべし
皆様の業界にも、当てはめることができるアイデアはないでしょうか?
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