2010年11月24日水曜日

プロボノ元年 新しい働き方の模索、個人からの働き方革命?

 今年はプロボノ元年と言われおり、プロボノがメディアでとりあげられる機会も増えている。プロボノは、ビジネスマンが職業上持っている知識・スキルや経験をNPOやソーシャルベンチャーに無償で提供することである。

 今なぜ日本でプロボノかというといろいろな要因があるが、時代的な文脈なのだと思う。米国では転職サイトとプロボノ支援団体が提携するケースが多い。仕事を探している人、新しい働き方を模索している人と、プロボノ活動の相性がいいようだ。今の日本のビジネスマンが新しい働き方を模索しはじめたということだと思う。

 単純化すると、個人の働き方の変化は会社の変化に結びつき、会社の変化は社会の変革に結びつくと思う。プロボノがいいのは、会社の許可は別に必要なく、個人の判断で決められること。働き方という、どうしても会社という枠で考えなければならないことが、最初の一歩を個人が決められるということには大きな意味があると思う。

 プロボノアンテナというプロボノ支援団体がある。いいネーミングだと思う。プロボノは、ある意味で社会のアンテナである。アンテナはあった方がいいし、たくさんの方向にアンテナがあれば社会からの情報をたくさん吸収できて、それだけ会社の競争力も高まると思う。こういうことの価値がわかる経営者も今後増えていると思う。

12月1日、12月7日に、
プロボノOpenIDEOという会を主催しますので、是非ご参加ください。  http://tweetvite.com/event/upwh

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