2012年11月27日火曜日

ソーシャルインパクトボンドの可能性

地方分権化を進める上でも、財源が一番の問題となる。

ニューヨーク市で画期的な社会貢献型金融商品「ソーシャルインパクとボンド」が発行された。ブルームバーグ市長の面目躍如である。
これを日本でも導入することで、様々な社会的課題に財源に悩まされることなく取り組むことができるようになるのではないか。
このSIBには、ゴールドマンサックスも投資して、今後、金融のメインストリームへの浸透も期待できる。

http://www.slideshare.net/takukumazawa/sib-15359664

これまでの金融商品:世の中が良くならなくても、投資家は儲かる
SIB: 世の中が良くなると投資家が儲かる、世の中が良くならないと投資家は損する

 この金融商品が普及していくには、
社会的課題、投資家の成熟、新しい仕組みの開発、社会的な課題の測定方法、ソーシャルアントレプレナーが必要となる。

私は、日本でもソーシャルインパクトボンドを発行ことは現行法で十分に可能とみている。

ポイント①その社会的課題にコミットするcommisionerは誰か?
ポイント②その社会的課題を介入する強力なプログラムはあるか?
ポイント③その社会的課題の改善を測定するしっかりとした評価手法はあるか?
ポイント④許容できる期間の中で、commisionerにはコストの削減を提供し、投資家にはリターンを提供する金融モデルを作ることができるか?

以上がポイントとなる。

この金融商品の発行に興味のある首長の方は是非、ご連絡下さい。

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