今度、「企業2020の世界」の著者、パヴァンススクデフが来日する。この本は企業、産業は外部性をどう内部化すべきかを説いた本で、4つの提言をおこなっている。
- 外部性を開示すること。
- 資産課税をおこなうこと。
- 広告に対する説明責任を課すこと。
- レバレッジを制限すること。
3の広告に説明責任を課すというアイデアが自分的には面白い。広告の外部性を説明責任を課すということで内部化させるという発想である。
元と泡の関係でいうと、説明責任を課すとどこまでが広告の元で、どこまでが泡なのかがはっきりする。一体、本当の元は全体の何分の1まで縮小するのか? 泡のないビールのようにまったく味気ないものなってしまうのか?
別の味方をすると、広告をコンテンツとコンテクストにわけた場合、コンテクストがどのくらいの重要性をもっているのかという思考実験でもある。
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