2014年2月4日火曜日

CSVマトリクスによる分析



昨日、広告代理店の方との議論の中で、

  CSVマトリクス(縦軸:経済的価値、横軸:社会的価値)をプロットしたもので、例えば、ソーシャルゲーム系の会社はある時期、非常に高い事業価値を提供した、しかしながら、社会的価値は低いものだった。

そこにとどまっていては何故ダメなのですか?という質問があった。



現実をみてみよう。
 ソーシャルゲーム系の会社は一時は我が春を謳歌した。第2象限(高い経済的価値:低い社会的価値)。しかしながら、未成年の高額請求問題やコンプガチャの修正により、第3象限(低い経済的価値、社会的価値は改善)にリポジショニングを迫られることになった。

 つまり、高い経済的価値、低い社会的価値のセットは長期的には持続可能ではないのである。確率的には、社会的価値を改善しない限りは高い経済的価値を維持するのは難しくなる。

 今後、このCSVランキングを日本の時価総額上位100社ぐらいでレーテイングしてみたい。

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