TOPIX 1832社を対象としたビッグデータ解析で、炭素排出効率の高い企業と低い企業どちらに投資すべきかを調べてみました。
CO2排出効率の高い企業を独自KPI(重要指標)でセレクトした上位50社とCO2排出効率の低い企業下位50社の過去5年間のモデル投資ポートフォリオをつくって投資リターンを比較してみました。
CO2排出効率の高い企業の投資リターン
トータルリターン:114.24%
TOPIXリターン:86.66%
超過リターン:27.58%
と大幅に超過リターンを生み出しました。
CO2排出効率の下位50社の投資リターン
トータルリターン:45.66%
TOPIXリターン:86.66%(同じ)
超過リターン: ▲41.00%大幅に、TOPIXをアンダーパフォームしています。
ちなみに、下位50社のモデル投資ポートフォリオの内訳は以下のようになります。
炭素効率性が高いか低いかの非財務情報は投資の意思決定の情報として十分に価値がありそうです。
①財務情報と②非財務情報、③株価評価指標、④トータルリターンがどのように結びつくかのモデル化は、投資家としても、また企業にとっても有用な情報になるのではないdしょうか?
これまでのソーシャルインパクト・リサーチ社のビッグデータ解析では、社会的資本関係よりも、自然資本関係の非財務情報の方が株価との相関度は高いという結果が出ています。どうしてだか、分かる人いらっしゃいますか?
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