最近のソーシャルメディアのはやりはコトラーのマーケティング3.0のパラダイムの受け売りだが、そのまま真に受けるのはあまりに安易だ。あの本はコトラーの名前貸しの本であり、実際にコトラー自身は書いていない。コトラーが何才か知っていますか? 1931年生まれですよ。
自分は、コンテンツ、プロダクト、コミュニティという区分でマーケティングを捉え直すようにしている。メディアの違いでマーケティングを捉えても(例えばソーシャルメディアマーケティング)、それはあくまで手段であり、簡単に本質を見失ってしまうと思う。
また、環境変化によってマーケティングを分類することもしない。マーケティングは受動的なものではなく能動的な主体的な取り組みだからだ。コントロール可能なものとそうでないものの想定に大きな違いがある。
なぜ、この3分類で捉えているかと言うと、それぞれ、情報鮮度とマネタイズのしやすさやマネタイズ方法に明らかな違いがあるからだ。その情報鮮度が顧客価値の源泉になっているという想定をしている。時間をみつけて、この辺りを体系化して今後発表していきたいと思う。
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