株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ代表パートナー。慶応大学大学院(KBS)卒。早稲田大学院環境エネルギー研究学科博士課程在籍中。証券アナリスト。持続可能な社会の実現のために、ソーシャルインパクトの評価測定、そしてソーシャルインパクトをお金にかえる仕組みを提案。ソーシャルインパクトの評価測定、インパクトファンドの運営等を事業としておこなう。Twittier:kumataku1
2011年4月6日水曜日
ビジネスブログの効果を活かす4つのステップとは?
自分の会社はB2Bビジネスだから、ブログを書く気はない?
また、それはどうして?
いろいろと理由はあるだろうが、B2B企業にとってブログを書くメリットはその手間を大幅に上回る可能性がある。
米国ではB2B企業もビジネスブログを積極的に活用して成果を上げている。日本でも、特に専門性の高い業種においては、今後さらに重要度が増していくと思う。ソーシャルメディアとうまく連携させて効果を高めることができるからだ。
Hubspotのアンケート調査では、
・2009年から2011年にビジネスブログを持っている割合は48%から65%に上昇
・57%の企業はビジネスブログを通じて顧客を獲得(Facebook,LinkedIn,Twitterを上回る)
・ビジネスブログをもつ85%の企業は、ブログが役立つ(23%)/重要(35%)/決定的に重要(27%)。決定的に重要の比率はこれまた他のソーシャルメディアを上回っている。
しかも、ブログ更新頻度が高いほど、見込み客獲得と強い相関があることも示されている。
つまり、ブログはB2Bの会社にとって、決定的に重要と認識されるようになっています!!
より効果を高めるための4つのステップ
ステップ1
まずは目的設定。例えば、ブログを通じて、「自らの専門性と信頼を獲得することによって顧客を獲得する」、というような目標設定。ブログは見込み客の集客のためというよりも、自らのポジショニングとして位置づけるのが正解だ。
第2ステップ
顧客(+利害関係者)は誰かを考え、それぞれの悩み、解決したい問題点、現状の解決策に対するお客の怒りや不満などを書き出す。これらのことをテーマにしてブログのテーマにしていく。
第3ステップ
以上を、ブログのテーマを大まかにまとめる。コンテンツ管理表を作るといい。質問形式でカードに書き出して潜在意識を刺激するとさらにいい。お客の悩み事の解決策を常に考えている会社が他の企業を1歩も2歩もリードできるのは間違いないだろう。
第4ステップ
タイトルを決めてコンテンツ配信
タイトルはお客のベネフィットを意識しつつ、少しキャッチーにまとめる。最終ベネフィットをいつも意識することがはずさないポイントだ。質問形式にしたり、数字を使う。
これを、週2〜3回、3ヶ月続ければ、目に見える成果が出てくるだろう。
さらに、
コーポレイトキャラクターの設定、コーポレイトストーリーを語る、市場ビジョンを打ち立てる、など高度なテクニックを駆使するのも効果をさらに高めるだろう。
ご意見、コメントはFacebookページ(ソーシャルメディアIn-Depth Report)まで是非、是非お願いします。
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