2011年5月18日水曜日

ソーシャルベンチャー×ソーシャルメディア②

 ソーシャルベンチャーとは、「様々な社会的な課題に、ビジネスの手法を用いて解決を図る組織・集団」と定義される。

 ソーシャルベンチャーが目指すのは社会的な課題の解決であって、お金儲けが組織の第一義的な目標ではない。ソーシャルベンチャーはお金では解決することができない問題や、お金を目的にすると取り組むことが難しい社会的な課題を取り組むことが多いのである。

 ソーシャルベンチャーのソーシャルメディアの活用には3つの側面がある。
1つ目は、組織内外のコミュニケーションを円滑にする側面。
2つ目は、需要を生み出すマーケティングの側面。
3つ目はボランタリー経営資源調達マーケティングの側面である。

ボランタリーな経営資源とは、対価としてお金の支払いを必要としない、ボランティア、プロボノ、寄付、アドヴァイス、共感などである。ソーシャルベンチャーにとっては3つ目の側面が特に重要となる。

このボランタリーな経営資源をマーケティングを通じて調達するという考え方、手法には民間営利企業にとっても参考になる示唆が多く含まれていると思う。

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