企業パラダイムの変化、外部性を企業内にどう取り込むか?
震災後、日本の主力銘柄の1角が暴落している。
東京電力然り、
トヨタ、野村証券、第一生命、ソニー、任天堂・・・・
これまでの企業パラダイムが明らかに変化したのだと思う。
これまでのパラダイム
企業→市場メカニズム
市場メカニズムで対応できない外部性がある→公共セクター
という役割分担。その間をNPOやソーシャルベンチャーがわずかに埋めてきた。
その企業も、負の外部性に対応することを社会から要求される。それが企業の社会的な責任として課せられるようになってきた。
そうすると、企業の境界も組み直しが必要にある、
これはまた、営利企業と非営利企業の境界が曖昧になりつつあることにも通じる話だ。
そうすると、新しい公式が必要となる、
震災前の時価総額 – 負の外部性=震災後の時価総額
また、逆にこれはチャンスでもある。企業によっては、
震災前の時価総額+正の外部性=震災後の時価総額
正の外部性をどうやったら企業の境界内に取り込むことができるかは、
今後の企業戦略の中でも最上の戦略の一つになるだろう。
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