原丈人さんは公益資本主義という考え方を提唱している。
現在の資本主義の問題点を鋭く指摘していると思う。
簡単に考え方を整理すると2つある。
会社は株主のものという前提→短期的な株価の最大化を目標(経営陣にはストックオプションという餌)→ROE重視→長期的な研究開発やベンチャー投資がおこなわれない→新産業が育たない
金融セクターはもうけ第一主義→ベンチャー投資はせずに、ばくちにうつつをぬかす→ゼロサムゲーム→変動が大きくなる→金融危機が毎年起こる+貧富の差の拡大
そこで、企業の公益性を考える必要性を強く訴えている。
私が解釈するに、公益性はある意味では経済の外部性、スピルオーバー効果のことだと思う。
企業が私的な利益を追求するだけでは、社会の富を増やすことはできない。その公益性を考えて行動するように、考え方や税制などの仕組みを作り直す必要があるという主張である。
資本主義3.0の枠組みと共通する考え方である。
私は、経営の目標を経済的価値と社会的価値のトータルにし、ベンチマークは株価、時価総額の代わりに、ソーシャルキャピタルを、ROEの代わりにSROIやソーシャルインパクト指数を使うことを提案したい。経営目標を達成するためには、測定可能な指標が必要となるからだ。
これまでは目に見えなかったので実感しづらかった、つながりの効果、外部性を可視化、測定することが必要だろうと思う。
現在の資本主義の問題点を鋭く指摘していると思う。
簡単に考え方を整理すると2つある。
会社は株主のものという前提→短期的な株価の最大化を目標(経営陣にはストックオプションという餌)→ROE重視→長期的な研究開発やベンチャー投資がおこなわれない→新産業が育たない
金融セクターはもうけ第一主義→ベンチャー投資はせずに、ばくちにうつつをぬかす→ゼロサムゲーム→変動が大きくなる→金融危機が毎年起こる+貧富の差の拡大
そこで、企業の公益性を考える必要性を強く訴えている。
私が解釈するに、公益性はある意味では経済の外部性、スピルオーバー効果のことだと思う。
企業が私的な利益を追求するだけでは、社会の富を増やすことはできない。その公益性を考えて行動するように、考え方や税制などの仕組みを作り直す必要があるという主張である。
資本主義3.0の枠組みと共通する考え方である。
私は、経営の目標を経済的価値と社会的価値のトータルにし、ベンチマークは株価、時価総額の代わりに、ソーシャルキャピタルを、ROEの代わりにSROIやソーシャルインパクト指数を使うことを提案したい。経営目標を達成するためには、測定可能な指標が必要となるからだ。
これまでは目に見えなかったので実感しづらかった、つながりの効果、外部性を可視化、測定することが必要だろうと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿