2010年8月19日木曜日

米国企業が日本のソーシャル系企業を欲しがる4つの理由

米国企業が日本のソーシャル系企業を欲しがる4つの理由

ソーシャルゲームの米Zyngaがウノウを買収したり、米グルーポンがクーパッド買収によって日本市場に参入したりと、日本のIT業界もなかなか面白くなってきた。

米国企業が日本企業の買収に動く背景にはいくつかの理由がある。

1つ目は、日本の市場が有望であること。ソーシャルゲームにおいてDeNAやグリーの数値をみたら、日本のソーシャルゲーム市場の有望性は疑うべくもない。

2つ目は、日本のプレーヤーがまだソーシャルの活用の仕方がわかっていないこと。米国企業は、彼らのソーシャルの使い方、ノウハウをそのまま日本にもってくれば成功すると考えている。いわゆるタイムマシーン経営である。

3つ目は、このタイミング。今のタイミングで参入すれば日本市場でかなりのシェアをとれるのではないかと目算できること。リスクリターンで考えて十分採算があうというソロバンである。

4つ目は、モバイルにおいては日本が進んでいる面もあり、米国企業もその面のノウハウを取得したいというものである。GPSロケーションサービスなどは米国でもまだ実験的であり、ウノウの買収にはこの点も働き、高い買収価額に結びついたものと思われる。

以上4点が、米国企業が日本企業の買収に動く理由として考えられる。

この動きはこれで打ち止めか? 以上の4点が構造要因として働くので、今後2〜3年はこの動きが進むのではないか? 特に、Facebookが日本で普及すると米国企業からみた、日本市場の有望度が高まり、日本企業の買収価値はさらに高くなっていくことも考えられる。

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