2010年9月9日木曜日

ポータル系サイトのグルーポン型サービスの参入が増えるか?

 宿泊予約の(株)一休が、プレミアムクーポン共同購入サイトを今秋オープンすることを発表した。いわゆるグルーポン型サービスの参入である。発表後、株価の上昇が続いている。ポータルサイトとグルーポン型サービスの潜在的な価値獲得の可能性を評価している。

ぐるなびはピクメディアとの提携という形をとったが、今回は直接参入型。今後、ポータル系の会社が独自サービスとして、グルーポン型サービスの参入が増えていくと思われる。私も1社コンサルティング中である。ポータルに登録している個々の会社にはできないことでポータル系の会社で実現できることが実はたくさんある。

購買フェーズを購買検討段階〜お試し〜購入と考えると、ポータル系の役割は前半の比較検討に情報的価値が高い。そのような価値をグルーピング化して、パッケージ化することで、クーポンとしてまとめることも可能である。また、リアルタイム性をどう引き出すかもサービス設計のポイントとなるところで、設計者の腕の見せ所である。

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