2010年10月23日土曜日

同志的結合?

 今日は楽しみにしていた孫泰蔵さんの講演会。今日は起業の話だった。最澄の「一隅を照らす人物こそ国の宝である」という言葉を紹介して下さった。私の信条として言葉に、アシジの聖フランチェスコの「自分を捨てて、永遠の命を頂くのですから」という言葉がある。この2つの言葉は本質的には同じことを言っていると思う。

 坂本龍馬も、ヤフーの創業者も、自分のエゴを捨てて大義に身を捧げたから大きな仕事や人を感動させる仕事が出来たのだと思う。

 利己ではダメで利他の力。これを根本的に資本主義のエンジンに埋め込む必要がある。ボランティア、本当の仲間、大義に身を捧げる同志。起業家の周りの利害を超えたな仲間達の励まし。世の中の共感など。

 大上段に構えると、ボランタリー経済と貨幣経済の連結するところに、今後の資本主義の未来の姿があると思う。自分の会社のビジネスモデルに共感して頂き、自分勝手に、同志的な結合がはかれたのではないかと思っている。

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