株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ代表パートナー。慶応大学大学院(KBS)卒。早稲田大学院環境エネルギー研究学科博士課程在籍中。証券アナリスト。持続可能な社会の実現のために、ソーシャルインパクトの評価測定、そしてソーシャルインパクトをお金にかえる仕組みを提案。ソーシャルインパクトの評価測定、インパクトファンドの運営等を事業としておこなう。Twittier:kumataku1
2011年3月29日火曜日
今後のクラウドファンディングサービス3社(Grow!、CAMPFIRE、ReadyFor?)の予想
LooopsTVでクラウドファンディングサービスの3社(Grow!、CAMPFIRE、ReadyFor?)をゲストにした放送があった。
まさにこれからスタートというタイミング。うまくいくかは今後のお楽しみ。3社のサービスはお金の出し手は純粋な寄付ではないというポジショニングをしている。3社とも、Kickstarterの成功に影響を受けたようだ。
直感的に感じたことは、
この東北関東大震災後のタイミングでは、被災者向けの純粋な寄付が一番お金集まるんじゃないかという点だ。JustGivingの寄付総額が5億円を越えてきた。様々な人達が震災援助のチャレンジをおこない、それに対してこれまでお金を出さなかった層も寄付している。これは明らかな変化だ。
この流れはしばらく続くとすると、この大震災後のタイミングがこの3社にとってプラスなのかマイナスなのか?
短期的にはマイナス。人々の関心は大震災の被災者の方の支援。クリエーターの方々の支援にまでは気が回らない。海外にも向かず国内一色だろう。
中期ではプラス面もある。これまで自分が気に入ったプロジェクトにお金を出すという行動スタイル、習慣がなかったことが今回の大震災後はだいぶ変わる契機になる可能性がある。
これらのサービスはお金を出したことを他人にも見えるという点が一番のポイントだ。Facebookページのファンになる理由はまさにこれ。「こういうcoolなプロジェクトを応援する自分ってcoolでしょ。みてみて。」みたいな。
必要条件は、口コミしたいぐらいのcoolなプロジェクトを集めることだろう。
十分条件は・・・・。まだ予想が難しいだろう。
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