マーケティングのフレームワークに、製品カテゴリーを、2つの軸(高関与/低関与、ロジック/エモーション)でわけ、4つの領域に分類する考え方がある。
この分類方法も、ソーシャルメディア時代にはふさわしくなくなっている。
製品カテゴリーだけでは分類するのが難しくなっているからだ。
ソーシャル時代には、製品のカテゴリーに、顧客とのインタラクションがつけ加わるからである。
製品カテゴリーでどの領域に入るかを考えるよりも
顧客とのインタラクションをどうやったら高めることができ、自社の製品を高関与のエモーショナルな領域に持ち込むことができるかが、うまくいくマーケティングの決め手になるだろう。
ソーシャルメディア時代のマーケティングの定義は、
顧客の創造から、生活者との価値の共創へと変わってきたからである。ドラッカーがマーケティングを不要にすると定義したが、この定義はソーシャルメディア時代も有効である。
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