2010年8月26日木曜日

ソーシャルメディアで再生ビジネス?

 連日のように、グルーポン型サービスへの参入が続いている。本家グルーポンの創業2年で売上300億円、利益40億円という驚異的な業績をみると、参入が続くのも納得する。これだけ参入が多いと後発で参入してきて採算があるのかは疑問ではある。

 日本でも、これまでもグルーポン型サービスに近いサービスはいくつか存在した。ネットプライスのギャザリングはかなり近い。ラストミニット・ドット・コムも間際商品を大幅デイスカウント販売するという点では近い面があった。

 現在ではどうか? ネットプライスはギャザリング会員数の伸び悩み、商品単価の下落から、業績的には苦しくなった。先日、ネットプライスもグルーポン型サービス参入した。ラストミニット・ドット・コムは三菱商事者やVCがバックアップしていたが2006年9月でサービス閉鎖に追い込まれた(私も戦犯の1人?)。

 従来の考えの延長ではうまくいかないビジネスモデルが突然うまくいく。何が大きく変わったかというと、やはりソーシャルメディアの環境である。ソーシャルメディアの口コミ効果の増幅力である。グルーポン型サービスも1年前にうまくいったかどうかは?。

 考えられるアイデアとしては、これまでのネットサービスでうまくいかなかったビジネスモデルをソーシャルメディアをうまく活かすことで再生する再生ビジネスである。

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