私は、ソーシャルイノベーションを、「企業や組織団体が生み出す経済的利益と社会的利益を大幅に高めること」と定義しています。
ソーシャルイノベーションはある意味で結果なので、その結果を生み出す源泉として、「企業ソーシャルキャピタル」に注目しています。
企業ソーシャルキャピタルとは、「企業とステークホルダー間の信頼、好感、コンテクストの強さ」を示したものです。
株主のみならず、顧客、地域住民、債権者、市民など、企業や組織を取り巻くステークホルダーの後押しが企業の成功の裏には隠されています。
ソーシャルイノベーションの裏には、この企業ソーシャルキャピタルが大きな役割を果たしているケースが多く見られます。新しいベンチャーが成功するにはこのステークホルダーからの信頼、企業ソーシャルキャピタルが重要になります。
例えば、ケアプロさんも、行政、自治体の協力や後押しを得ようと、頑張っていらっしゃいます。また、様々なマスコミで取り上げられることで、様々な支援者を得ていらっしゃいます。このようなステークホルダーからの好感、協力が、ケアプロが事業を進める力となっていることは明らかです。
この企業ソーシャルキャピタルを定量化したものが、企業ソーシャルキャピタル指数®
になります。
になります。
ソーシャルインパクト指数®はソーシャルイノベーションを測る指標であり、企業ソーシャルキャピタル指数®はそのソーシャルイノベーションの源泉を測る指標になります。この2つの指標を使うことで、信頼の可視化、信頼に基づく科学的経営が可能になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿