2010年11月8日月曜日

ソーシャルベンチャーのRBV理論の適用

 今日は、「ワールドカフェで学び合う「いろどり」モデル。最新ソーシャルビジネス研究会」開催。http://tweetvite.com/event/2of3

事前質問2)
いろどりは全く資源がない状態から、どのように経営資源、ケイパビリテイを蓄積、進化、バーションアップさせていったのか? 環境適応を含めて考えてみて ください。経営資源に乏しいベンチャー企業にも参考になる点はあるか?

 経営戦略論の1つの考え方として資源ベース理論(RBV:Resource-based View)がある。経営資源が企業の競争優位を決めるという考え方である。

 いろどりを考えた場合には最初は経営資源がなかった。いや正確には隠さた資産(hidden asset)となり有効に活用されていなかった。その段階からどう経営資源を蓄積・進化していったのか? これは経営資源の乏しいベンチャー企業にとっても重要な問いとなる。

 次に、何が資源を価値あるものにするのかという問いが重要である。理論的には、顧客デマンド充足性、希少性、占有可能性などがその要件となる。特に、その経営資源が顧客の需要を満たすのにどう貢献するのかという観点から、経営資源の有効性を整理されたい。

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