2011年3月14日月曜日

デジタル・ハイコンテクスト社会の到来

デジタル・ハイコンテクスト社会の到来:デジタル・フリーエージェントの台頭とその果たす新機能についての考察

•コミュニケーション理論で、コンテントは内容/中身を意味し、コンテクストは文脈/状況を意味する。ここ数年、Twitter、Facebookなどのソーシャルメディアが普及し、デジタル上でコンテクスト共有が容易に、かつ急速に行われるようになってきた。

•このような中で、「デジタル・フリーエージェント」が新しいクリエイティブクラスとして台頭しつつある。

•彼らは、ノード(様々な個人、企業)とデジタルネットワーク上で結ばれ、自らはそのハブ機能となることで、ノード全体に経済的な価値をもたらす。

•例えば、ノードに属する会社が何か新しいことをやろうと相談すると、ノード上の別の会社を紹介したり、ノード同士の動きから新しい事業ヒントを得て、それを別の会社に売り込んだりする。

•彼らの関心は、報酬、安定よりも、自らの信念にあった形で自由に働くこと。選択権の多さ、自由度が彼らの最大の報酬なのである。

・このような動きは、別の観点からは、戦後一貫して職場コミュニティが形成され、バブル崩壊とともに、職場コミュニティは分断、崩壊したが、新しい形のコミュニティとその形成過程とみることもできる。

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