株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ代表パートナー。慶応大学大学院(KBS)卒。早稲田大学院環境エネルギー研究学科博士課程在籍中。証券アナリスト。持続可能な社会の実現のために、ソーシャルインパクトの評価測定、そしてソーシャルインパクトをお金にかえる仕組みを提案。ソーシャルインパクトの評価測定、インパクトファンドの運営等を事業としておこなう。Twittier:kumataku1
2011年4月11日月曜日
ソーシャルメディアマーケティング(SMM)における米国マーケッターの一番の悩みどころはどこか?
Social Media Examinerが 「2011年のソーシャルメディア業界レポート」を発表した。米国3300人のマーケッターがソーシャルメディアマーケティング(SMM)において、どのような点で悩んでいるのか、どのような問題に取り組んでいるのかがオープンエンド形式のアンケートで示されており、非常に参考になる。既に3年間実施されており、時系列の変化も興味深い点が多い。
米国マーケッターの現在の一番の悩みは・・・・じゃじゃーーーん。
「SMMの効果測定、ROIをどう測定するか」です。実はこれは昨年と同じ結果になりました。この部分ではまだまだ模索が続いています。
以下、簡訳
・いかにして、ビジネスにおけるSMMの効果を計ることができるか?
・いかにSMM活動のROI効果をモニターし、測定し、トラッキングしていくか?
・費やす時間とリソースという観点からSMMの明確なROIを示すことができるか?
・エンゲージメント、売上、ブランドロイヤリティという観点からROIを計るためのキーとなる評価指標は何なのか?
・どのようなソーシャルメディア測定ツールが、多数のSMのプラットフォームをまたがる場合やビジネスがまたがる場合に有効なのか?
・FBの友達やファンの価値は私のビジネスの場合一体どれくらいなのか?
コメント、意見
・日本ではまだSMMの初期段階にありまだ成果が問われる段階にないということと、SMM の投資金額自体がまだ小さいことからROIという発想はまだ薄いですが、今後1〜2年したら問われるようになっていくでしょう。
・ちなみに、2009年は「SMMにおいてどういうやり方がベストプラクティスなのか?SMMで戦術ではどのようなやり方が有効なのか」がトップでした。まだ、日本はSMMにおいては米国の2009年段階にあるようです。
ご意見、コメントはFacebookページ(ソーシャルメディアIn-Depth Report)まで是非、是非お願いします。
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