2012年11月18日日曜日

政策の定量評価


いよいよ、選挙が始まります。

 本来、選挙=有権者が望む政策を実行する政治家、政党を選ぶものだが、、、これまでのところは、選挙前に約束した公約、マニフェストは実行されず、選挙前の期待が大きいほど失望も大きいという残念な結果に終わっている。

 今回の選挙はどうか? 政党の数は乱立、政治家の鞍替え、政党間の合従連衡もあり、有権者が賢い選択をするのはさらに難しい状況。

 本当に実行すべき政策とは、多くの国民が切実にその解決を望むもの、つまり、国民に幅広く影響を与える影響の広さ×問題の深刻さ+政策の実行効果が高いと見込まれるもの、と考えます。

国民が強く望む問題、テーマ×政策効果が高い政策を実行→より国民が望む日本の実現へという道が開かれる。

 これまで、日本では政策が社会に与えるインパクトを曖昧なまま、なし崩しになることが多かった。この結果、賢い選択をすることができない。つまり、この政策評価のフレームワーク、とくに定量評価がまだまだ日本では遅れているという問題があるのだ。

ソーシャルインパクト指数の5つの要素を考えることで、政策効果の定量評価が可能となる。
①社会的課題の深刻さ
②社会的投資対効果
③波及効果
④スピード
⑤政策実行基盤

以上により、5つの軸を設定し、政策を定量評価することが可能となる。

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