日本人は何でそんなにザッポスに惹かれるんですか?
今、私の友人3人がザッポスに訪問するためにアメリカに行っています。「ザッポス伝説 ダイヤモンドが出版」もまだまだ売れているようです。
私自身もザッポスのケースをワールドカフェ形式で議論する会を主催したり、だいぶインスピレーションをもらっています(ザッポスは自分の頭だけで理解するのでなく、みんなで分かち合った方が有益ですよ! ご案内は後ほど)
一体、何で日本人はそんなにザッポスに惹かれるでしょうか?
もともとザッポスは日本ではソーシャルメディア活用の先進事例として紹介されるケースが多かったです。
実際に翻訳本が出てみると、ザッポスはソーシャルメディア自体の活用がうまい会社というよりも、ソーシャルメディア時代の環境をうまく活かして成長している会社であることが分かってきたと思います。
トニーシェイが何度も強調しているのは、「企業文化、カルチャー」です。
ああ、そうなんだ! トニーシェイは企業=価値観を共有する運命共同体=コミュニティとしてとらえているだと思います。コミュニティモデルはソーシャルメディア時代の基本モデルです。
かつて、日本の企業は運命共同体、一緒の釜を食べる、仕事もプライベートも隔てない真のコミュニティだったのではないでしょうか?
しかし、今の日本の企業はコミュニティ機能をほとんど失ってしまった・・・それとともに、残念なことに、最も価値ある信頼資本も失ってしまったと思います。
ここの部分が、古き良き日本の経営を思い起こさせるところが、日本人にザッポスが惹かれる理由なのではないでしょうか? と、私は考えますが、皆さんはどのような感想をお持ちか、是非教えて下さい。
お知らせ
このザッポスモデルをどう日本に持ち込むことができるかを考えてみたいと思っています。地震が落ち着いたら、ザッポスのケースでワールドカフェをやりたいと思いますので、ご参加希望の方はmail(takukumazawa@gmail.com)
頂けましたらご案内します。
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