株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ代表パートナー。慶応大学大学院(KBS)卒。早稲田大学院環境エネルギー研究学科博士課程在籍中。証券アナリスト。持続可能な社会の実現のために、ソーシャルインパクトの評価測定、そしてソーシャルインパクトをお金にかえる仕組みを提案。ソーシャルインパクトの評価測定、インパクトファンドの運営等を事業としておこなう。Twittier:kumataku1
2011年3月26日土曜日
ソーシャルメディアを自分の会社にあわせる根本的な誤りとは?
ソーシャルメディアでビジネスをおこなう上で重要なこと。
ソーシャルメディアを自分の会社にあわせるのではなく、ソーシャルメディアに自分の会社をあわせる発想の転換。
思い返してほしい。
99年.様々な企業がネットビジネスに進出した。大企業も、ベンチャー企業も入り乱れて。結局、どちらが勝ったか?
モール 楽天
不動産 ネクスト
人材 エン・ジャパン
リサーチ マクロミル
結局、資金も人材も豊富にあった大企業ではなく、新興ドットコム企業が勝利者になった。例外なし。
何故か? 大企業は資産をもっていることが逆に不利になったから。
ソーシャルメディアの第2ラウンドの戦いはどうか? グルーポン VS ポンパレード(リクルート) pureソーシャルメディア系大幅に有利。ここでも例外なし。
つまり、ソーシャルメディアを自分の会社にあわせるのではなく、ソーシャルメディアに自分の会社をあわせるというメンタルモデルで戦えるかどうか?
聖書からの引用
「だれも、新しいぶどう酒を古いびんに入れはしない。もしそんなことをしたら、新しいぶどう酒はびんをはり裂き、そしてぶどう酒は流れ出るし、びんもむだになるであろう、新しいぶどうは、新しい革袋に入れるべきである。」とイエス様は言われた。(ルカ5:37、38、マタイ9:17、マルコ2:22)
新しいメディアは常にユーザービリティを高め、どんどん経済価値を高めるように作用する(例外なし)。経済価値が高まるから成長できる。その逆ではない。
未来を予測する上では、常にSocial Economic Value(SEV)を高められるかという視点が重要だ。これが、どんなサービスが普及するかを予測する最も信頼できる未来の羅針盤だ。
これまで使ってきた資源、古いメンタルモデル、新しいメディアを組み合わせても、 SEVを高めることはできないのだ。
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