2011年4月22日金曜日

ソーシャルグラフィックスマーケティングの薦め




 マーケティング世界の常識の一つに、「顧客セグメントに応じたマーティング戦略」がある。顧客のニーズ、行動パターンに応じてマーケティングを工夫すべきという考え方だ。

 どのようなカテゴリーで顧客をセグメントするかにはいろいろな考え方があるが、例えば、Geographics(地理的セグメント)、Demographics(顧客属性に応じたセグメント)、Phychographics(心理的セグメント)などがある。

 ソーシャルメディア時代に入り、新しい顧客セグメントが生まれつつある。ユーザーが様々なソーシャルメディア活動が活発しているので、オンラインのソーシャルな行動パターン(Socialgraphics)に応じた顧客セグメントがますます重要になってきている。

 Facebookでファンを1万人獲得するぞ〜と意気込むのもいいが、そのファンが自分の会社がターゲットする顧客層と違っていたら、その努力の大部分は徒労に終わるだろう。

Jeremiah Owyangが以下のような質問を投げかけるように提唱している(1部改変)

・オンラインのどこに自分の会社の顧客がいるのか?
・顧客はオンラインでどのような行動パターンをとっているか?
・顧客が影響を受けるオンラインの情報はどこか? また、オンラインで影響を与える人々は誰か?
・また、逆に、オンラインで顧客はどのような社会的影響を与えているか? どのような人々に信頼されているのか?
・あなたの製品の文脈で、どのように顧客はソーシャルウエブを使っているのか?

ソーシャルメディア参加者も急速に変化しつつあるので、より精度の高いターゲティングが求められていく中では、Socialgraphics、そしてソーシャルグラフィックスマーケティングがより重要になっていくだろう。

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