株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ代表パートナー。慶応大学大学院(KBS)卒。早稲田大学院環境エネルギー研究学科博士課程在籍中。証券アナリスト。持続可能な社会の実現のために、ソーシャルインパクトの評価測定、そしてソーシャルインパクトをお金にかえる仕組みを提案。ソーシャルインパクトの評価測定、インパクトファンドの運営等を事業としておこなう。Twittier:kumataku1
2011年4月20日水曜日
ソーシャルメディアROI 握手の対価は本当に計れないのか?
ソーシャルメディアの効果は計りにくいと言われる。
それは握手みたいなものだと、言われる。
あなたはソーシャルメディアの「握手の対価、握手の値段」を計れますか?
握手の相手が誰だかわからなければ計れないかもしれない。
しかし、誰だかわかっていたらどうだろう? どう行動するかのエンゲージメントデータが入手できたとしらたどうだろうか?
AKBの場合であれば、ファンが握手しにきてくれたら、だいたいCD3枚は売れるみたいな皮算用も成り立つかもしれない。それだけ熱狂的なエンゲージメントの高い顧客層が握手を求めにくるからだ。
ソーシャルビジネスで最もマネタイズが進んでいるのはソーシャルゲームの世界だ。ソーシャルゲームは利用ユーザーは基本無料でアイテムを有料にするのが一般的な課金形態である。
この場合、握手にあたるのが基本無料でソーシャルゲームを遊ぶことにあたる。その無料利用ユーザーのうち3〜5%が有料アイテムを購入することで、とてつもない利益をあげることが可能となっている。モバゲー、グリーの驚異的な収益性をみてほしい。
握手の対価は、アイテムを有料課金で購入する顧客からの利益になっているのだ。そういう意味では、握手の対価ははっきりとはかることができるのだ。
特に、アイテム課金が企業側にとって効率的なのは、ユーザーのエンゲージメントに応じたwilling to payの課金体系が可能なためだ。ゲームの中毒度が高いユーザー(高く評価するユーザー)ほどアイテムをたくさん高額購入するのでお金を落とす。そうでないライトなユーザーは少ないお金を落とす。
これが、握手の対価を巧妙に得るカラクリになっているのだ。
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このブログは何故かたくさんの方がアクセスしてくれて読んでくれています。今度、握手をすべきかどうかをテーマにブログを書こうかな(笑)
返信削除When I initially commented I clicked the "Notify me when new comments are added"
返信削除checkbox and now each time a comment is added I get
three emails with the same comment. Is there any way you can remove people from
that service? Thanks a lot!
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