2011年4月25日月曜日

SMM(ソーシャルメディアマーケティング)の米国マーケッターの悩み⑪

 米国マーケッターのSMMにおけるの悩み一つに、「ソーシャルメディア活用の価値について上司やクライアントからの抵抗をどう克服することができるか?」があります。

以下は、「ビジネスにソーシャルメディアを導入する上で障害」に関するアンケート結果です。

私自身が決める権限がない(33.3%)
守秘義務に関する問題(33.3%)
仕事でソーシャルメディアを使うことが許可されていない(20.6%)
知識のあるスタッフがいない(19.8%)
自分たちのマーケットとは関係がない(14.9%)
マネジメントの抵抗(14.7%)
以上の6つが主な理由となっています。

 日本の組織でも、権限がある方々が必ずしもソーシャルメディアに慣れ親しんでいる世代でもないので、どうやって説得するかが課題になっている会社もあると思います。

また一方で、ソーシャルメディアの目標設定、成果測定の難しさもあり、導入してどういう効果が自分の会社に見込まれるか、と突っ込まれた際に即答に詰まるということもあるように思います。

仮想問答
「ソーシャルメディアやると売上が伸びるのか?」
「必ずしも直接の効果を求めるものではありませんで、長期的なエンゲージメント・・・」
「じゃ、コストが下がるということ?」
「もちろんそういう場合もあるかと思いますが、キズナといますか、コミュニテイを醸成することで自社のファン作りを・・・・」
「そのコミュニティとやらは有料なのか?」
「いえ、無料です」
「どうやって儲けるんだ?。今、世間で話題になっているFacebookというやつか?」
「部長、Facebookはご存知ですか?」
「mixiの海外版だろ、知っとるよ」
「・・・・・・」

みなさんは、どのようにしてこの障害を克服されましたか? また克服されようとしていますか? 是非お聞かせ下さい!

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