2011年4月24日日曜日

いまだにSNSが匿名か実名かにこだわるナンセンス

tag:ソーシャルメディア,ソーシャルゲーム,匿名,実名,Facebook,zynga


私は、SNSがリアルかバーチャルか、実名かと匿名かこだわることは基本的にナンセンスだと思っている。

mixiが匿名だからFacebookにいずれ追い抜かされるだろうとか、日本は匿名文化がからなかなかFacebookが普及しないとか、いずれの議論も現時点の事実から見ても既に説得力はないのだ。


DeNAが公開した図


現時点で、DeNAのARPU(月間ユーザー課金単価)は、Facebookの30倍、zyngaの15倍に達している。バーチャルの方がリアルソーシャルグラフをベースにしたサービスよりも収益性で上回っているのだ。


収益性に、実名か匿名か、バーチャルかリアルは全然関係ないのだ。


むしろ、DeNAはバーチャルな関係をベースにしたゲームの方がユーザーは広がりやすいのだとも主張している。


本当のポイントは、コミュニティをもっているかどうかだ。

コミュニティをもつと、招待機能のようなバイラル効果を利用できたり、ゲームユーザーも定着する。また、コミュニティのあるなしでプロモーションコストが大幅に変わってくるのだ。

このことは、ソーシャルメディアを展開しようとする企業に大きな教訓になるはずだ。

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