2012年11月16日金曜日

2つのモノサシによる幸せ追求


今、公益資本主義の本を書き始めていて、その評価基準が重要ですね、という話があります。いわばモノサシです。

では、どういうモノサシをもつべきかということで、経済性のモノサシと社会性のモノサシという考え方を出しています。

わかりやすく対比すると以下のようになります。

         図表 経済性のモノサシと社会性のモノサシ

経済性のモノサシは自分がどれだけ儲かるのかを測ります。お金で換算できる、直接な効果を測定し、判断基準が単一でわかりやすいです。

これに対して、社会性のモノサシは、他人がどれだけ助かるかという視点で、利他的で、間接効果も換算するので、お金に換算しにくいですし、判断基準は複数あって、わかりにくいう面があります。

しかしながら、社会性のモノサシは、お金に換算にしくいからといって、無視していいことには全くなりません。

この2つのモノサシをもつことの意味は、自分が助かるとともに、周りの人も助かる。したがって、このモノサシを使うことで長続きする、みんなが幸せになる可能性が高まるということです。

 これまでの日本は、会社社会で経済性のモノサシを金科玉条のように振り回してきましたけど、やはり、社会性のモノサシがないと、自分もみんなも幸せにはなれないし、長続きしないということがはっきりしてきたように思います。皆様はどのようにお考えですか?

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