世界一の時価総額50兆円
偉大な経営者は経済性だけでなく、社会性のモノサシも持ち合わせる
アップルを創業したスティーブジョブスは一体、どこが偉大だったのか? 彼が、経済というモノサシだけでなく、社会性というモノサシをもっていた
点である。
ある時、技術者がマックをテストしていた際に、激しく叱責した。駆動時間が長いことにクレームをいれたのだ。1人1人はたった数秒の起動時間に
すぎないにしても、それが100万台になったら、どれだけの時間を世の中はムダにすることになるのか、とスティーブジョブスは技術者を叱り、改良を迫ったのだ。
偉大な経営者は、経済のモノサシだけでなく、社会性のモノサシも持ち合わせている。自社が提供する製品サービスで単に儲けるかだけではなく、自社の製品がどのような影響を社会に与えるかを常に考えているのだ。
これが、スティーブジョブスが後世に名前を残す偉大な経営者になった本当の理由である。
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